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Vol.7 宮田’レフティ’リョウ×エンドウ.

KENDRIX Presents 音楽ができるまでをのぞいてみた
Vol.7 宮田’レフティ’リョウ×エンドウ.

KENDRIX
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2023年6月28日、KENDRIX YouTube公式チャンネルに新規動画を公開しました!
公開された動画の内容を、KENDRIX Media でもご紹介します。

KENDRIXの詳細は KENDRIXが正式にリリースKENDRIXが初のアップデート!~新機能をご紹介~KENDRIXがアップデート!~新機能をご紹介~をご覧ください。

音楽ができるまでをのぞいてみた

KENDRIXは「すべての音楽クリエイターが Creation Ecosystem に参画できる世界へ」というコンセプトで開発された、誰もが簡単に利用できる音楽の権利のDXツール。

ブロックチェーンと呼ばれる技術を用いて、いつ誰がその音楽ファイルを所有していたのか、という楽曲の存在証明を発行できるサービスを提供しています。さらに、JASRACに著作権の管理を委託する契約(信託契約)の締結や作品登録まで。これらをすべてKENDRIXで行うことができます。

音楽ができるまでをのぞいてみた」では、KENDRIXの利用が想定される音楽制作の現場をご紹介しながら、音楽クリエイターの方に役立つTipsや考え方をご提供していきます。

ナビゲーターは、KENDRIXの開発にもご協力いただいたWatusiさん(COLDFEET、NAZWA!)とエンドウ.さん(GEEKS、月蝕會議)です。

アルバム全曲の制作過程をオンラインサロンで公開中!

第7回は、エンドウ.さんがナビゲーターとなり、作詞・作曲家、ベーシスト、マニュピレーターなど多彩に活躍されている宮田’レフティ’リョウさんをゲストに迎えて収録させていただきました。
訪問したのは、レフティさんのプライベートスタジオ。

レフティさんは、コロナ禍に自身初となるオリジナルアルバムの制作を宣言し、その制作過程の一部始終をオンラインサロン「CO-MUSICATION ROOM」で配信するという前代未聞のプロジェクトを敢行中です。既に9曲ほど出来上がっているそうですが、さらに2〜3曲追加したい、ということで、「4月10日、新曲をゼロから作り上げる」という情報をキャッチしたため、エンドウ.さんとともにスタジオにお邪魔させていただきました。

(宮田’レフティ’リョウさんプロフィール)
・音楽プロデューサー、編曲家、作詞家、作曲家、ベーシスト、キーボーディスト、ギタリスト、マニピュレーター。高校在学時にベーシストとして所属していたバンドでCDデビュー、その後も様々なアーティスト活動を行う過程で、独学でDTMとギターを習得
・ポップネスなメロディメイク、様々なジャンルをクロスオーバーさせたアレンジメントを得意とし、eill、MISIA、CHEMISTRY、V6、あいみょん、E-girls、175R、ASH DA HEROなど、多くのアーティストへ楽曲提供やプロデュース、編曲を手掛ける。また、official髭男dism、さユり、小柳ゆき、藤巻亮太、城田優、柏木由紀などのライブサポートも行う。
・2018年にはスウェーデンに渡り、海外作家とのco-writing活動を開始、世界マーケットを視野に入れた音楽活動を展開する。2020年、より全方位的に音楽をプロデュース出来る組織を作るべく、クリエイターズユニオン「REVEL MUSIC」を立ち上げる。

当日の収録はAM11:00から。カメラの向こうではオンラインサロンのメンバーが、そして、レフティさんの作業ブースの隣ではエンドウ.さんが見守るなか、曲作りがスタートしました。

レフティさんの作業をモニタ越しに見守るエンドウ.さん。レフティさんは隣接する作業ブースで制作&配信を行っている。

お昼休憩までの約2時間でワンコーラスが完成

この日の作業が終了したのは14:45。
KENDRIX YouTubeチャンネルの動画でご紹介しているのは、以下のタイムラインで「お昼休憩」までの作業となっています。

11:00 収録開始、コンセプト解説
11:10 制作開始、Aメロ
11:20 Bメロ
11:30 サビ 悩み発生「サビで跳ねるか、跳ねないか」
11:40 Bメロ修正
11:50 サビ修正①
11:55 Bメロ→サビ(ビルドアップ)
12:00 サビ修正②(サビ&サビ’に)
12:10 トップライン&コーラス
12:58 ワンコーラスのラフスケッチ完成
13:00~ お昼休憩

ここまでの約2時間の作業で、以下のような「こだわりポイント」が詰め込まれたワンコーラスのラフスケッチが完成します。ぜひ動画でご確認ください!

・Aメロの「K-POPチルっぽいけど分数コード」という「ありそうでない」発明感
・Aメロ→Bメロの切り替えでハッとさせてキュッとする感じ
・Bメロであえて『丸の内サディスティック』コードを取り入れて、洋楽に寄せ過ぎずJ-POPさも
・サビ前のBPM落とし(サビ前時間軸ズラし)
・サビで半音を入れてアンニュイに

30分のお昼休憩のあと、さらに以下のような工程を経て、フルコーラスのスケッチが完成します(午後の作業をご覧になりたい方はレフティさんのオンラインサロン「CO-MUSICATION ROOM」へ)。

13:30 イントロ(ボイスサンプルなどを追加し、ワンコーラスの流れを再確認)
13:42 Bメロ→サビ(ビルドアップ)修正、トップライン修正
13:48 2A、2A’
13:54 タイムディスプレイを表示(全体尺を意識)
13:56 2A’→2番のサビ(ビルドアップ)
14:02 2番のサビ(1番のサビ’を2回繰り返すことに)
14:08 落ちサビ
14:21 2A’修正①(「Waiting for」というフレーズが登場)
14:32 2A’修正②(ドラム追加など、Aメロの原型がなくなりDメロに)
14:37 2番のサビ→落ちサビ(トランジション)修正(部分転調など)
14:45 フルコーラスのスケッチ完成

レフティさんは、2番ではBメロを登場させず、Aメロを2回繰り返してサビに繋ぐ構成としましたが、2番のサビ前のAメロのアレンジにはかなりの時間をかけ、試行錯誤の末、最終的にはAメロの原型を留めないDメロが出来上がりました。
さらに2番のサビ(サビ’×2回)のあと、鳴る楽器を少なくしてボーカルのメロディを際立たせる「落ちサビ」で曲が終わる、という構成にして、フルコーラスのスケッチを完成させました。

レフティさんは、フルコーラスの振り返りポイントとして以下の点を挙げています。

・イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ(サビ&サビ’)→2A→Dメロ→2番のサビ(サビ’×2)→落ちサビ というかなり珍しい構成
・サビで跳ねずにスクエアなままうまく成立させた

今後の作業は、以下のようなステップとなるそうです。

・歌詞作り
・仮歌入れ
・ゲストシンガー(H△GのボーカルChihoさん)によるボーカル・レコーディング
・ボーカル・レコーディングを踏まえ、さらにトラックを修正

既にトラックの完成度が高く、トラックの修正など必要ないのでは、と思われたのですが、レフティさんとしては「レコーディングで得られる新たなアイデアやインスピレーションもあり、プロダクションを最適化するには、レコーディング前のプリプロよりも、レコーディング後のポスプロに注力したいと考えている。レコーディング後にトラックを全て作り直すこともあり得る」とのことでした。

出来たばかりの『Waiting for(仮)』をKENDRIXに登録!

最後は、エンドウ.さんからレフティさんにKENDRIXを紹介。
レフティさんはこのトラックの仮タイトルを『Waiting for(仮)』としKENDRIXに登録、存在証明ページも取得・公開してくださいました(レフティさんにご登録いただいた『Waiting for(仮)』の存在証明ページはこちら)。

この動画が音楽クリエイターの方々にとって、創作活動や KENDRIXを利用するヒントになれば幸いです。
ぜひ動画をご覧いただいて、よろしければチャンネル登録と高評価をお願いいたします。
※動画の視聴時には、ベース音などをしっかり確認できるヘッドフォンやスピーカーのご利用をオススメします。

「KENDRIX Presents 音楽ができるまでをのぞいてみた Vol.7 宮田’レフティ’リョウ×エンドウ.」

次回の公開もお楽しみに!

TEXT:KENDRIX Media 編集部

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