… and music Vol.1 武居詩織「旅と音楽」
音楽は、単独でも何かと組み合わせても、至高の時間を提供してくれます。
… and music は、さまざまなジャンルで活躍されている方に、音楽と素敵な何かとのこだわりの組み合わせを語っていただきます。音楽の新しい楽しみ方を発見していただけたら嬉しいです。
第一回目は、モデルの武居詩織さんに「旅と音楽」のマリアージュをお聞きしました。武居さんは、毎月どこかに出かけるほどの旅好きで無類の音楽好き。フジロックフェスティバルには、10年連続で参加するなど、旅と音楽を自由に楽しんでいます。
武居詩織(たけすえしおり)
モデル、ラジオDJ
自他ともに認める無類の音楽好きで、モデルとしての活動のほか、MV出演、FMヨコハマ「Take your time.」(毎週日曜13:00-15:20)のパーソナリティーに抜擢されるなど多彩な活躍を見せている。飾らずナチュラルなライフスタイルと語り口にはファンが多く、食やアウトドア、インテリアなど幅広い趣味も魅力の一つ。
――年間どのくらい旅をされますか? 旅のスケジュールは事前に立てる派ですか?
旅は月イチでは行くようにしていて、12月は長野、1月は新潟に行きました。スケジュールはキッチリ立てるときも、ぜんぜん立てないときも、両方ありますね。
当日に思い立って一人で新幹線に飛び乗るということもあれば、遠くに行く場合などは、ある程度は調べて、ざっくりプランニングします。でも、予想外の出来事が旅の醍醐味でもありますよね。そんな行き当たりばったりも大切にしたいので、スケジュールを立てる際も、流れに任せられるような余白を用意しています。
――旅に出る際、音楽はどんな役割を担うのでしょうか。
気分を上げてくれたり、景色をよりキレイに見せてくれたり、睡魔を払ってくれたり、眠気を誘ってくれたり…。欠かせないものです。
旅に出る前に、旅程を想像しながら、その場所や景色、目的に合いそうな音楽を選んでおきます。
車に乗るときには、車内で楽しむためのプレイリストも事前に用意します。景色にハマった音楽と共にドライブするのはとても気持ちいいです。夜のドライブとかで気分を上げたい!という時はちょっと激しめの曲をセレクトします。季節や時間帯でも選ぶ曲は変わってきますね。
旅の途中は、歌詞や曲とじっくり向き合うというよりは、BGM的に聞くので、感覚的な要素で選ぶことが多いかな。星空を見たり、焚火を囲みながらだったら、アンビエントなものをかけたり、とか。
――地方でのライブ鑑賞とセットで旅に、というパターンもありますか。
そういう楽しみ方をされているひとも多いですよね。
私も、去年の8月に山形での山下達郎さんのライブに車で行ってきました。
私は免許を持ってないので、友達数人が交代で運転してくれたんですど、6時間くらいかかりましたね。
山形に着いたら、現地に住んでいる友達とも合流して。ライブのチケットは2枚しか取れなかったので、私と友達の1人はライブに行き、他のメンバーは地元の友達オススメのお店で飲んでいるんです。
ライブが終わったあと、興奮状態でお店で合流すると、友達は友達で美味しい料理とお酒ですっかり「出来上がって」いて、どっちもテンションはすごく高いから、違和感なく盛り上がれちゃう(笑)。
――現地のお客さんと仲良くなったりもしますか?
それが、フジロック以外ではあまりないんです。
フジロックは、みんな本当に音楽が好きで、この時間をめいっぱい楽しもう!という雰囲気が満ち溢れているからか、隣のひとと自然にカンパーイ!とかしたくなっちゃうんです。都内のクラブとかで一人で来てるひとに声をかけられると、ちょっと身構えるじゃないですか。でもフジロックの空気感と、フジロックでは大抵友達と行動しているということもあり、面識のない方とも仲良くなりやすい気がします。
フジロックでは、特に約束はしていないけど毎年会えるひともいます。音楽の趣味が同じだと大体同じステージを観ているので、あれだけ広いところなのに約束してなくても会えるんです。今年も会いましたねー!って。逆に、フジロックに来てるハズだけど趣味が違う友人には全然会えない(笑)。
――フジロックも、コロナ禍にはライブ配信されてましたよね。
実は、コロナ禍でもリアルで参加していました。もちろん、お仕事関係の方には事前に了承をいただけるようにがんばって調整しました。1年だけ中止になってしまったけど、その翌年は邦楽オンリーで開催して。独特な雰囲気でしたけど、あれはあれですごくおもしろかったです。
かつてないほどに空いていて、見たいものは全部見れるし、フードも並ばないし、隣のひとと接することがない。こんなに楽に踊れる環境があっていいの!?ってすごく快適でした。
フジロックは出演者が発表される前からチケットを購入します。もちろんライブ自体も楽しみたいのですが、あの場所に行きたいから行く!全然知らない観客同士が感動を共有する喜びって本当にすごい。言葉にしなくても、みんな満足してるってわかるんです。それってすごいことですよね。
私、本当に音楽を聴きたいときは目をつぶってしまう癖があって…。大好きなアーティストが目の前にいるのにもったいないなと思うんですけど、音に集中したくて。リアルライブならではの贅沢な楽しみ方だなと思います。
コロナ中、単独ライブやフジロック以外のフェスでは、配信ライブも楽しんでいました。
おうちでごはんを食べながら、お酒を飲みながらライブが観られるというのは幸せでした。フェスでも配信の場合は会場内を移動しなくていいので、移動時間のせいで見逃すアーティストがいないのも魅力ですね。でもコロナ明けに再びフェスやライブに足を運べるようになって、やっぱり生の感動には代えがたいな、とあらためて思いました。
――ラジオDJや音楽雑誌への寄稿、MVへの出演等、最近は音楽関係のお仕事も多いですが、お仕事として音楽に携わる前後でフェスやライブの楽しみ方は変わりましたか?冷静に客観的に向き合ってしまうとか…。
うーん、全然変わらないですね。今でも純粋に音楽を楽しんでいます。
例えば、ライブレポート書いてくださいというお仕事をいただいたとしても、ライブ中は何をどう書こうとかはまったく考えず、その場は全力でライブを楽しみます。そのあと感じたことをそのまま書きます。詳細なレポートであれば、きっと専門の方にお願いすると思うんです。私には、感じたことを素直に表現するということが求められてるんじゃないかなと思って。
音楽のお仕事をいただいても、純粋に音楽を楽しめる領域は侵さないようにしてます。音楽をずっと大好きでいたいので、自分で音楽はやりません。母はピアノの先生ですし、ギターとか少し楽器を触ったことはありますが、音楽で苦悩したくなくて、全部辞めました。
ファンという距離感を大切にしたいというか、近くなり過ぎてしまうと純粋に音楽だけを楽しめなくなっちゃうんじゃないかなって思うんです。手が届かない存在ってドキドキしますよね、それをずっと持っていたい。
――最近、フェスがたくさんあり過ぎて選べません。参加するフェスはどのように選んでいますか。
フジロックは問答無用で絶対行きます!(笑)
それ以外は、出演者はもちろんですが、フェス仲間の口コミが多いです。特に同じ趣味の音楽仲間の情報は貴重です。昨年すっごくよかったから一緒にいこう!だったり、ごはんがおいしかった!だったり。
――フジロックは2024年の日程が発表されました。当日までの武居さんのToDoリストを教えてください。
1月に早割チケットが発売されますので、あらゆる友達に声を書けて、まずはインターネット抽選でチケットを取りに行きます!
もし取れなかったら…
インターネット抽選のあとに、渋谷PARCOのフジロックオフィシャルショップ(GAN-BAN / 岩盤)の先行販売に挑みます。朝8時から整理券が配られて、先着50名くらいまでは会場に一番近い駐車場のチケットが買えるので。キャンピングカーで参加する身としては、この”一番近い”駐車場というのはものすごく大事なんです。大体前日の21時くらいから並びます(※2024年〜デジタル整理券に変更)。23時から並んだ年は、”一番近い”駐車場は取れなかったので。夜チームと昼チームに分かれて、同行するみんなの力を総動員します。
今でも思い出すんですけど…10年くらい前、このオフィシャルショップでの先行販売の待機中に雪が降ってきて、そのなかで一人で並んでいたときが一番辛かった…。でも、周りのひとがすごく優しくて、トイレ大丈夫?とか、あったかいお茶飲む?とか声をかけてくれて。
――東京・渋谷で、早くもフジロックならではの助け合いが始まっていたんですね。
そうですね。待機列にこたつまで持ち込んだ方は、流石にちょっと注意されてましたけど…。
無事にチケットが取れたら、いつもの仲間のグループLINEで今年も始まりましたね!って連絡して、気分を上げていきます。出演者第一弾が出たら、わーっと盛り上がって。第二弾がでたら、また、わーっと盛り上がる(笑)。
5月くらいに、ある程度出演者が出揃ってきたら、自宅に仲間を集めて予習会を開きます。
とにかく全アーティストの曲を聴くんです。フジロックは知らないアーティストとの出会いも魅力の一つですが、あとで、あのアーティストを見ておけば良かった!見逃した!って後悔したくないんです。なので、本当に全出演者をチェックします。めちゃめちゃ時間がかかるので、最後の方は駆け足になってしまったりするんですが…。
全て聴き終わったら、各々がアプリで自分のタイムテーブルを作ります。そのあと、お互いのを見せあって、観たいアーティストが被るひとがいれば、ここは一緒に周ろう!とかスケジュールを立てます。
予習会からもちろんドリンクはハイネケンです!もうすでにこの時点でめちゃめちゃ楽しい!!
――10年皆勤賞が為せる熟練技ですね。フェスに欠かせないものとか、裏技ってありますか?
私は、初めて参加するひと用にPDF13枚くらいのしおりを作って渡すんです。初めて参加してくれるひとにも満足してもらいたいから、足もとはこんな感じで、上着はこの辺がいいよとか、オススメのリンクを貼ったりして。そんなことを続けていたら、少しづつですが参加してくれるメンバーが増え続けています。洋楽に興味ないひととか、普段音楽をあんまり聴かないひとも来てくれるようになって、今はキャンピングカー2台で行くまでになりました。
これだけ準備に余念がないのは、初回の苦い経験からです。18歳くらいの時に初めて行ったのですが、お金もないし、何を持って行ったらいいか、何を着たらいいか全然わからない。そのとき一緒に行ったひとは、アドバイスといっても「雨具とテントがあれば何とかなるよ~」くらいで、ぜんぜん親切に教えてくれなかったんです。実際には何とかならないじゃないですか(笑)。安いレインジャケットって雨が染みてくるんだなとか、テントって浸水するんだなとか、そのとき色々学んで。自分が誰かを誘うときにはちゃんとアテンドしようと心に誓ったんです。
――キャンピングカーは、どうやって手配するんですか?
普通にレンタルできますよ(笑)。
フジロックの開催期間は競争率高めだと思いますけど、同じところで3、4年借りていたら、フジロックの日程が出るとすぐ、今年はどうされますか?ってメールをくれて、優先的に貸してくれるようになりました。
去年はもう一台を「キャンピングカーのカーシェア」で手配しました。個人のオーナーの方からお借りするのですが、それがすっごくよかったんです。海外仕様のもので冷凍庫とかあって、お酒に氷入れて飲めちゃうし。もしかしたら、演者さんよりいい環境だったかも!?
――音楽やフェスに全身全霊をかけてらっしゃる武居さんですが、音楽遍歴を教えてください。
音楽が好きになった最初のきっかけは、ピアノ教師の母の影響が大きいです。家にUSENを引いていて、食事中はテレビが禁止だったので、ごはんのお供はUSENだったし、それ以外のときも聴き放題だから、よく聴いていましたね。母は、ビートルズとかカーペンターズとか、あとジャズも好きで。食事中以外は、TVの音楽番組もよく観ていました。
初めてCDを買ったのは小学生のときで、宇多田ヒカルさんの『traveling』だと思います。おじいちゃんが誕生日プレゼントに音楽ギフトカードをくれて、それで、地元のショッピングモールに入っていたCDショップで買いました。小さいお店だったから、メジャーなものが中心で、まだその頃はポピュラーな音楽しかアプローチできなかったな。
中学生のときにラジオでBUMP OF CHICKENの『天体観測』を聴いて、すごく声に惹かれて。それからバンドの音楽にハマっていきました。中高にかけて、BUMP OF CHICKEN、RADWIMPS、ELLEGARDENっていう流れもありつつ、高校生になると軽音の友達もできて(少し都会の)大宮くらいまで行けるようになって、マニアックな音楽にも出会えるようになって。パンクとか激し目の音楽に走ったときもありましたね。高校後半になってから音楽好きな友達も増えて、洋楽を貸してもらったりとか。ちょうどこの頃、音楽を聴くツールがMDやCDからiPodになって、おすすめの音楽を友達にシェアしやすくなったんですよね。CDとかを貸して「あとで聴いてみて」じゃなくて、イヤホン半分こですぐに聴かせることができたり。
そんなオススメのやりとりのなかで、洋楽もレディオヘッドとかシガーロスとかビョークとかから入って。でも洋楽のバンドとして初めてハマったのがザ・ラプチャーで、ちょうどゼロ世代でフランツフェルディナント、ザ・フラテリス、ザ・ミュージックとかダンスロックが流行ってたときで。
初めて行ったフェスは、2009年のエレクトラグライド(※幕張メッセで開催されていた屋内レイヴ、テクノ・フェスティバル)。WARPレーベルの20周年とコラボして数年ぶりに再開された回でした。!!!(チック・チック・チック)が出てて。でもそのときのクリス・カニンガム(※エイフェックス・ツイン、ポーティスヘッド、マドンナ、ビョークなどのMVを手掛ける映像作家)がすごくて。今では絶対コンプラ的に流せない映像でバキバキのDJをしていて…。当時は18歳くらいだったので、一旦その場から離脱するくらいの衝撃でした。でも、やっぱり観たほうが良いのかも…と戻って、こういう世界があるんだ!って、フェスで音楽を楽しむことに目覚めました。
それから、2010年のフジロックで、アトムス・フォー・ピース(※トム・ヨーク、フリー、ナイジェル・ゴッドリッチらによるスペシャル・ユニット)に感銘を受け、人生を変えられました。こんなに広いステージでこんなにお客さんを魅了するってすごい!って雷に撃たれて。そこから、もう絶対毎年行くんだ!って、ずっと音楽を大好きでいられています。
――フェスに目覚めたきっかけがクリス・カニンガムとは意外でした。現在は新しい音楽との出会いはどのような経路からが多いですか?
iTunesやショップで新譜をチェックするか、音楽友達の口コミですね。
自分で掘っちゃうと洋楽ばっかりになってしまうので。たとえば邦楽はフォトグラファーの友達に、こんなアーティストを撮ったよ、とか教えてもらって聴いてみたり。好きなバンドと対バンしてるアーティストを聴いてみたりもしますね。あとはYouTubeとかサブスクの関連動画とかオススメとか、趣味が合いそうなひとのプレイリストとか。
でもほんとはプレイリストで見つけるのはあんまり好きじゃなくて。なんか負けた気がしちゃって(笑)。自分で探し当てたいんです。
――聴く環境にもこだわりはありますか? アナログレコードにもかなり造詣が深いとお見受けいたします。
デジタルもアナログもどっちも聴きます。それぞれ良さがありますよね。
ちょっと前に、セプテンバーレコードという群馬の有名なアナログレコード店でセールがあると聞いて、行ってきました。楽し過ぎました。これもある意味、旅と音楽かな。
プレーヤーやスピーカーにも本当はすごく興味があるんですけど、その沼にハマるのが怖くて…。家の近くに本格的なオーディオ機器のお店があって、1000万円くらいのスピーカーが並んでるんです。店の前を通る度に、チラって見てはいます。見るだけです(笑)。
実は、高校生の時に沼りかけたことがあって。その時はイヤホンだったんですけど、イヤホン専門店に行って、何本か買って聴き比べたりして。中には5万円くらいのものも。高校生で5万円ってすごい金額ですよね。とてもやっていけないと思って、やめたんです。沼の怖さを知っているので、今は手を出さないように自制しています。
――昨年10月からラジオのパーソナリティに就任されていますが、とても初挑戦とは思えません。
ありがとうございます。嬉しいです。私は自分からよく話すタイプではないので、最初は本当にできるのかなって不安でした。いざ始まってみると、そんなに困ってないので(笑)、意外と向いていたのかなと思っているところです。
お声をかけていただいたときに、オーディションをしたのですが、モデルのオーディションとは全然内容が違って、趣味とか、音楽はどういうのが好きですか、とか、普段聞かれないパーソナルなことを深く聞いてくださったんです。それがとても新鮮で嬉しかったことを覚えています。
――毎週生放送ですが、ゲストの方とは事前に打合せをされるんですか?
いえ、ほとんどしません。生放送の場で、はじめまして、ですね。
事前に用意してしまうとわざとらしくなってしまう気がして、その場の雰囲気とか相手の反応によって、話題を選んでいます。でも、すっごく緊張します。その場で話したことがそのまま放送に乗ってしまうので。
――選曲も武居さんが?
担当ディレクターさんと一緒にです。ディレクターさんは、ずっと選曲をされている方で知識もこだわりもあって、歳は同じなんです。
毎週私が作ったプレイリストをディレクターさんに送って、その中から選曲してもらったものと、ディレクターさんが独自に選曲したものが放送されています。私はAppleMusicでプレイリストを作って、プレイリストの説明欄に自分なりの選曲テーマを文章にして添えるんですけど、それが少し抽象的というかポエムっぽくて、わかりにくいんです(笑)。だから、最初の頃は全然そのイメージをディレクターさんに汲み取ってもらえなくてヤキモキしていたんですけど、最近はイメージを合わせてくれるようになりました。それがすごくおもしろいんです。そういう体験ってあんまりないじゃないですか。テーマを決めて、それに沿った曲を出し合うって。
――ちなみにどんなテーマなんですか?
(わざわざスマホを取りに行き、プレイリストを確認してくださる)先週は「温存」でした。
1月最初の放送だったのですが、年が変わって新しいことを突発的に進めるんじゃなくて、あっためてゆっくり進める、って感じ。
私はこういうテーマを選曲にふんわり織り交ぜるんですけど、ディレクターさんはド直球で来ることが多くて、それもおもしろいです。適切な表現かわからないですけど、ラブレターを書きあってる感じというか。友達とかだったら、恥ずかしくて絶対できない。でも、プライベートとは切り離された仕事上の関係なので、できているのかもしれません。
あとは、私の選曲がマニアック過ぎて、局に音源がないことも多くて、ディレクターさんがよく「音源を買わないとー」って、かなり困らせてます(笑)。
――これからは今回の選曲のテーマはなんだろう、って考えながら聴いてみます。
最後に、これからチャレンジしたいことを教えてください。
音楽が好きで、ラジオもやらせていただけていて、いますごく楽しいので、さらに「フジロックの週はなんとか会場から生放送したいなぁ」とか、私なりの音楽との関わり方が増えていったらうれしいです。
自らフェスをオーガナイズしてみるのもおもしろそうですね。
まだ来日したことのないマニアックな洋楽アーティストをたくさん呼びたいです。でも、いろんなひとに来てもらいたいので、バランスを見て邦楽アーティストも呼びたい。そして、フェス飯もこだわりたいです。普段から飲食店巡りが趣味でGoogleマップにチェックしているお店が5,000件以上あるので、あまりフェスに出ないようなお店を誘致したいです。赤提灯系とかもいいかも!
――武居フェス、楽しみです!
最後に、「旅と音楽」というテーマで、武居詩織さんオススメおすすめの1枚をご紹介いただきました!
WASHED OUT「PARACOSM」
アーネストグリーンによる音楽プロジェクト:WASHED OUTが、2013年にSUB POPレーベルから発売したセカンド・アルバム。
(武居さんによる推薦コメント)
「一曲目のイントロからキラキラと引き込まれるのですが、アルバムを通して旅に対する心の高まりをより浸透させてくれるような恍惚感があって、旅といえばつい流したくなるアルバムです。」
徐々に寒さも和らぎ春を感じることが増えてきた、今の季節にぴったりのサウンドです。このアルバムと一緒に旅に出てみてはいかがでしょうか?
<お知らせ>
「KENDRIX EXPERIENCE」への出演が決定!
3月20日(水・祝)に開催される「KENDRIX EXPERIENCE」に、MCとして武居詩織さんにご出演いただきます! YouTubeのライブ配信で、ぜひご覧ください!
「KENDRIX EXPERIENCE」
日時:2024年3月20日(水・祝日)14:00~
・遠藤ナオキ、宮田’レフティ’リョウ、麦野優衣(Yui Mugino)、エンドウ. がステージ上でコライトに挑戦
・TikTokでバズりたい!印税について学びたい!さわりさと学ぶDIYアーティスト向け実践講座
・ミト(クラムボン)・DÉ DÉ MOUSE による楽曲制作解説
・DÉ DÉ MOUSE、ぷにぷに電機 らによるスペシャルライブ
当日のライブ配信は以下から! リマインダー設定をお忘れなく!
TEXT:KENDRIX Media 編集部
PHOTO:雨宮透貴
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