「今この瞬間をパッケージする」音楽に刻まれたプレイヤーの個性を尊重する NEWLY × TRIPPYHOUSING の作り方
「1of1」とは世界にひとつしかないもの/ことを指す言葉です。この連載は日本で「1of1」な活動をしているアーティストたちにフォーカスして、活動の軸になっている信念、制作へのこだわり、ライフスタイルなどさまざまなテーマを深掘りしていきます。
今回のゲストはプロデューサーのNEWLYと、マルチミュージシャンのyuya saito。2人は現在、yonawo house改めTRIPPYHOUSINGにて共同生活しています。さまざまなミュージシャンのたまり場であり、Skaaiの怪作「Gnarly」を生み出したスタジオとしても機能しています。今回はNEWLY × TRIPPYHOUSING名義でリリースされたEP「300db」の話題を中心に、TRIPPYHOUSINGでの暮らしとクリエイティブについて話してもらいました。
文:宮崎敬太 写真:雨宮透貴
「これいいよね」でどんどん制作が進んでいくチーム
――みなさんが共同生活しているyonawo house改めTRIPPYHOUSINGの住人に変化があったんだとか。
yuya saito SkaaiとAlex(Stevens)が引っ越して、今は俺とNEWLYとライターのRenya John Abeで暮らしています。とはいえSkaaiは近所にいるし、Alexは地元の佐賀に帰ったけど、月1ペースでライブがあるから、なんだかんだ結構会ってます。
NEWLY 俺がここに来たのは3ヶ月前です。もともと近くに住んでいたんですが、そろそろ引っ越したいと思っていたタイミングにyuyaくんが誘ってくれて。
――メンバーは変わっても、この家から音楽が生まれる環境は変わってない、と。
yuya めっちゃ続いてます。
――4月にNEWLY × TRIPPYHOUSING名義でEP「300db」がリリースされました。
NEWLY 共作のきっかけはたぶん俺がSkaaiに「一緒にやろうよ」と声をかけたところです。2024年に過去と未来をテーマにしたアルバム「Not About All」を出したんですが、そのアルバムやリリース後のライブにyuyaくんが参加してくれて。俺もTRIPPYHOUSINGのライブでサポートをさせてもらったり、Skaaiのワンマンに参加したりして、このチームの作り方にすごく刺激を受けたんですよ。「これいいよね」でどんどん進んでいくというか。前作(「Not About All」)が過去と未来をテーマにしていたから、次の作品は今をテーマにしたくて。このチームは今この瞬間をパッケージしている感じがするんですよね。
NEWLY – Freefall (Official Live Video)
――yuyaさんとNEWLYさんはどのように知り合ったんですか?
NEWLY 知り合ったのは結構前のような気が……。
yuya うん。めっちゃ前。確か、俺らはライブで大阪にいて、NEWLYもたまたま制作で大阪にいて、共通の友達の店で偶然会って挨拶したんだよ。で、2年くらい前にたまたま渋谷のMUSIC BAR BOUNCEで同じ日にDJすることになって。
NEWLY 大阪で知り合って以降、ライブを観させてもらったり、現場で喋ったりすることはあったんですけど、連絡を取り合う感じではなかったんです。で、2年前にBOUNCEで一緒になった時に「一緒に曲を作ろう」という話になって。で、その週に俺がyuyaくんをレコーディングに呼んだんです。
yuya 急にね(笑)。しかも19時とか20時くらいだった記憶が……。普通に夜だった。
NEWLY 「Not About All」の締切間近だったんです。最後の『Moda』という曲にギターを入れたいけど、俺が弾いても全然良い感じにならない。「これはピンチだ」というところで、yuyaくんに助けを求めました(笑)。それまで、俺の制作は基本的に全部1人で完結するスタイルだったので、誰かと一緒に作ることを経験できたのがすごく大きかった。できあがった曲もすごく気に入っていて、yuyaくんがアルバムの他の曲も「いいね」と言ってくれたのがかなり自信につながったんですよね。そこから急激に仲良くなって、頻繁に会うようになりました。

空気感をそのままレコーディングしたかった
――「300db」はこれまでのTRIPPYHOUSINGとも、NEWLYさんのソロとも違うサウンドになりました。個人的にはSkaaiさんのアルバム「Gnarly」の延長線上にあるようにも感じましたが、みなさんの中にはどんなフィーリングがあったのでしょうか?
yuya それに関して言うと、個々にみんな思ってることがあると思います。事前にコンセプトを共有したりはしてなかった。
NEWLY そうね。俺がなんとなく考えていたのは、違う文化で育った4人のノリを重視した作品にしたいってことかな。作り込むのではなく、セッションのノリを大事にするというか。みんな作曲家だから、作ろうと思えばどんな曲だって作れる。でもそういうんじゃないというか。俺らが音楽をかけながら4人で飲んでると、それぞれ知らない曲ばっかり流れてくるんです。そういう奴らがギター、ベース、ドラム、声で作ったらおもしろいんじゃないかって。みんなのスケジュールが合う年末年始(2025/2026年)の10日間で6曲作りました。
yuya 去年の12月27日にNEWLYが泊まりにきて4日くらい制作したあと、みんなで「結いの音」っていうフェスをやってる町の古民家に泊まりに行って、そこでさらに4日間レコーディングしました。
――機材は?
yuya みんなで持っていって(笑)。みんな、その場のバイブスっていうか、空気感を録りたいってなんとなく思っていたんです。これまでだったらセッションしたものを録音してパソコン上で組み立てていたけど、今作に関してはできるだけMIDIを使わずに、楽器だけでやりきろう、みたいな。
――Skaaiさんの「Gnarly」は生演奏をエディットして制作したと話されていましたよね。
yuya そうそう。今回はドラムを録ってループさせてる程度のエディットはしたけど、基本的にはほとんどしてない。パンチインすらしてないんじゃないかな。
NEWLY うん。エフェクトも誰かが楽器を弾きながらやっちゃう感じ。
yuya 基本実機でやろうって感じだったよね。プラグインを使わないというか。ミックスにもほとんど使ってない。
――yuyaさんはバンドをやっていたから実機メインの作り方は馴染みがあると思いますが、これまで1人で完結していたNEWLYさんにとって今回の制作はどのような体験になりましたか?
NEWLY 「え、これでいいの?」ってどんどん進んでいく感じだったんです。俺はこれまで1回完成させて、見直して、壊す、みたいな作り方をしていたんだけど、今回は録る瞬間にもう壊れてないといけないというか。
――どういうことでしょうか?
NEWLY なんていうのかな……。録り始めた瞬間に俺が壊れてないとヤバいものが出てこないというか。だから毎回試されるような感覚もあって。録り直すこともほとんどなかったし。最初は「録り直さないんだ」と思いましたね(笑)。
――一発目のバイブスを重視した、と。
yuya 「もっといけるっしょ」って時は録り直しましたけど、演奏していると1個飛び抜ける瞬間があって、そういう時にみんながわっと盛り上がるんですね。そしたら完成。ならなかったらもう1回やる、みたいな。

本番でも使える音でデモを録れる環境
――たとえば『Sunshine in the pool』はどのように制作したんですか?
NEWLY この曲は俺がこの家に泊まりにいくことが決まった時、手ぶらで行くのもどうだろうと思って、「みんなのテンションが上がればいいかな」程度に作ったデモが元になってます。そういう作り方をしたのはこの曲だけです。
yuya 最初にこの曲のデモを聴かせてもらった時、俺、どうやって拍をとればいいかわからなくて。
NEWLY みんなの反応がフワッとしてました(笑)。俺は「別にボツになってもいいや」くらいの気持ちで持っていったんだけど、Skaaiがわからないなりに宇宙語でメロディーをつけてくれて、「ここが一拍目じゃない?」ってみんなに教えてくれたんですよ。そこから徐々に作り始めました。
yuya 正直、Skaaiに説明してもらっても俺はわからなくて。型にハマならないNEWLYの感覚がモロに出てると思いましたね。
Sunshine in the pool / NEWLY × TRIPPYHOUSING (Skaai, yuya saito, Alex Stevens)
――どこでリズムを取っていいかわからない感覚がこの曲の浮遊感につながっていると思いました。
NEWLY このデモを作っていた時、グリッチ系のテクノをいろいろ聴いていたので意識してないけど、自然と影響が出ちゃったんだと思います。ドラムが固まったらだんだん形が見えてきたんですよ。半分yuyaくんが叩いて、残りは窪田大志っていう、俺のライブでサポートをしてくれているドラマーに叩いてもらっています。大学の後輩なんです。
――『Sunshine in the pool』はグリッチテクノから始まったとは思えないような仕上がりになりましたね。
yuya 結果、MIDIは一個もなくなったし。
NEWLY 原型をパソコンで作ったってだけで、それ以外は他の曲と同じで全部楽器を演奏する形でレコーディングしました。
――レコーディングは旅先で?
yuya ドラム以外の音は全曲、旅先で録りました。
――「Gnarly」のインタビューで、yuyaさんの持ってる機材の量と、こだわりについてみなさんが絶賛されていましたが、今作でもこの家の機材は重要だったのでしょうか?
NEWLY はい。パッと弾いて良い音が出るっていうのがデカい。
yuya 自分としてはデモで入れた音を本番でも使えるようにしかったんですよ。「デモのバイブスは良いけど音が悪いから本番には使えない」みたいな話ってよく聞くじゃないですか。でもそれって本末転倒というか、意味わかんないなと思ったので、本番でも使える良い音でデモを録れる環境を作ろうと。うちはマイクもインターフェースも、デモの段階からプリアンプを通したりして、音がペラペラにならないように気をつけているから、アイデア段階で弾いた音源もそのまま本番に使える。わざわざ弾き直して差し替える必要がない。

yuyaさんが雑味や泥臭さを残してくれる
――『Hello, mother father』はファンクですね。
NEWLY 最初のリファレンスはプリンスだった気がする。みんなに「このギターがカッコいいんだよね」って話したんです。
yuya まんま同じことをやろうというと意味ではなく。
NEWLY そうそう、アイデアの始まりとして。そしたらみんながすぐに理解してくれて、ギターもドラムをすぐに入って、楽器はあっという間に終わりました。で、その日の夜にみんながご飯を食べたり、休憩したりしている間に、俺はクラップを入れて、編集していたんです。それをAlexとSkaaiがソファに座って見ていて。一応、マイクを立てて、録音していました。そしたら編集を聴いてる2人のテンションがだんだん上がってきて、「カモンカモンカモン」とか歌い始めて。
Hello, mother father / NEWLY × TRIPPYHOUSING “300db” STUDIO SESSION
――生活しながら制作しているTRIPPYHOUSINGならではのエピソードですね。
NEWLY ですよね。それをほぼそのまま使ってます。
――今作には90年代に活躍したセバドーやペイブメントのようなローファイの雰囲気を感じました。
NEWLY 俺やyuyaくんにとっては、緻密に作り上げるほうが簡単なんですよね。雑味や泥臭さを残すほうがむしろ難しい。考えないとできない。俺に関して言えば、緻密で綺麗に作り上げることが癖になっているところもある。Skaaiにも似たところがある。でも、そんな時に「これ、いいじゃん」と雑味や泥臭さを残してくれるのがyuyaくんなんです。俺とSkaaiだったら録り直しちゃうものに良いと言ってくれる。
yuya これは俺の個人的な感覚でしかないんだけど、セッションでも曲でも綺麗にすればするほど面白くなくなっていくんですよね。誰かの曲を聴いていても、テンションが上がるのは「ここズレたな」みたいな瞬間で。ヴォーカルもプレイも修正されてないほうがその人の感覚や人柄みたいなものが入ってくる。だからできるだけ残したいし、整えたくない。それはTRIPPYHOUSINGをやる前からずっと思っていましたね。雑味ではあるけど雑じゃないというか。
――個性ですよね。ゆらぎというか。
yuya 大前提として良い音楽をたくさんの人に届けたいと思っているけど、同時に自分にとっては思い出作りでもあるんです。自分たちの録音を聴いて「うわ、お前ここミスってたな」と話すことが一番楽しい。
――yuyaさんにとって音楽は仕事ではあるけど、楽しさのほうが大きい?
yuya 大きいですね。音楽を形にしていくプロセスに「ここをこう弾いたらもっと聴かれそう」みたいな雑念はあまり入れたくないんです。

SkaaiとAlexのメロディセンスに脱帽
――『ゆれておくれ』のギターはレディオヘッドの『just』ですか?
yuya もろですよね。でも、弾いた後に気づいたんです(笑)。
NEWLY もともとはブラジリアンを作ろうとしてたんです。でもブラジリアンのコード進行をそのままやっても面白くないね、という話になって。で、たまたま遊びにきていたyonigeの牛丸(ありさ)が教えてくれたコードを弾いてみたっていう。
――EPではこの「ゆれておくれ」が一番好きでした。
NEWLY 珍しい(笑)。
yuya 2人目だね(笑)。
――変な曲すぎて、面白いなあと。
yuya マジでそう。この曲は変すぎる(笑)。
NEWLY 俺ら的にサイケデリックだと思うブラジリアンがあって、そこにSkaaiが鼻歌を乗せたところから、みんなが「おもしろいかも」と形になっていきました。
――展開も変ですよね。後半にあんな壮大になると思いませんでした。その予想外な感じにみなさんの個性を感じて、「この曲は面白いな、好きだな」と思ったんです。
yuya それはすごく嬉しいですね。
――ちなみにイントロから続くギターはループしているんですか?
yuya してないす。途中休憩があるんですけどずっと弾いているので、最後は指の腹が凹んでました(笑)。
――このEPはミックスも重要だと思うのですが、誰が作業されたんですか?
yuya 実際に手を動かしていたのは俺だけど、基本みんなの意見が反映されてますね。
――『いきていきましょう』は坂本慎太郎さんの影響を感じました。
yuya Alexが坂本慎太郎さん大好きなんですよ。
NEWLY でも「坂本慎太郎さんみたいな曲を作ろう」と思って作ったんじゃなくて、yuyaさんとAlexが去年のフジロックで坂本慎太郎さんのライブに衝撃を受けまくった後にみんなで音を出したら、自然とああいう感じになってしまった(笑)。この曲もSkaaiとAlexの歌がデカいです。
yuya 同感。2人からどんどん良いトップラインが出てくるんです。そっかから曲が形になる。ヴァースは主にSkaaiが作って、フックはAlexが多いかな。今回のEPを作って、2人のメロディーを作るセンスには驚かされました。

NEWLY × TRIPPYHOUSING「300db」
配信リリース:2026年4月8日
配信リンク:https://spaceshowerfuga.lnk.to/300db
“音楽家”Skaaiへ
――今作は基本的には全員でアイデアを出しつつ、yuyaさんとNEWLYさんが楽器周りのアイデアを担当して、歌をSkaaiさんとAlexさんが作っていく的な?
yuya メロディーに関して俺らはたぶん何も言ってないですね。歌詞も一瞬で書くんです、2人とも。
NEWLY めっちゃ覚えてるのは『いきていきましょう』ですね。俺とyuyaくんでベーシックのトラックを仕上げていて、Skaaiは下の部屋でご飯を食べていたんです。大まかにできた段階でSkaaiに上がってきてもらって、ヘッドホンをつけて一発目にあのフックが出てきました。
yuya あれはビビりましたね。しかも歌詞もちょっとあって。
――ラッパーっぽいエピソードですね。
yuya うん。あと俺とAlexと一緒に住んで制作していくうちに、ラフに仕上げてもいいんだって感覚が出てきたと思います。もともと作り込んじゃうタイプだったけど、今はバーっとデモに入れて「もうこれでいい」と言い切れちゃうようになった。自分の作品ではまた別なのかもしれないけど、だいぶ変わったと思うな。関わるミュージシャンも増えたし、変なミュージシャンが多いからおもしろいんじゃないかな。そういえば、Skaaiは最近ギターの練習をしているんですよ。楽器が好きになってる。
NEWLY 俺はSkaaiを「ラッパーとしてだけには見ていない」という気持ちで話してました。
yuya わかる。
NEWLY もう音楽家ですよね。ラッパーっぽくフロントマン然としている時もあるけど、それは役割でやっているだけで俺らと同じものを見ている感覚があります。

まだまだAlexと一緒に音楽をやりたい
――Alexさんとはこの家で何度か挨拶をした程度しか面識がないのですが、チームの中ではどんな役割なのですか?
yuya TRIPPYHOUSING単体の作品ではAlexが作った曲がかなり多いですよ。俺とAlexで一緒にギターを持ってコードやフレーズを考えたり、パソコンを触っている時もあるし。役割はかなり俺と近い。でもAlexは歌えるのがデカいかな。
――なるほど、場合に応じてそれぞれなんでもできる的な。
NEWLY Alexの口癖は「サイケだね」なんです。音楽的にサイケデリックじゃなくても、深みが見えた時にそう言うんです。今回もAlexの「サイケだね」がOKサインみたいなところはありました(笑)。
――『Some joy』は赤ちゃんの声が入っています。
yuya これはAlexの娘の声です。子供ができたので、地元に戻ったんです。ずっと「かわいいっしょ」って(笑)。まあ、本当にかわいいんですけど(笑)。
――お子さんができて地元に帰るという人生のターニングポイントを迎えると、そこで自然と疎遠になってしまうことも当たり前にあると思うのですが、TRIPPYHOUSINGはそのまま活動が続いていくのが素晴らしいですね。
yuya それは俺らもすごく思います。みんなAlexのことが大好きなんですよ。それにあいつにはものすごい才能があるから、音楽を辞めてほしくないっていうのがみんなの中にある。世の中に出てないすごい曲がたくさんあります。まじで全部良い。育児をがんばりながら音楽もがんばってほしい。
――最高っすね。
yuya あと俺らがまだまだAlexと一緒に音楽をやりたいんです。そこが一番デカい。

この家に引っ越してきて明るい曲が増えた
――「Congratulation!」のギターにかかっているエフェクトってファズですか?
yuya ファズっぽく聴こえると思うんですけど、実は古いカセットMTRにギターを直接挿して、オーバーロードさせてめちゃくちゃ歪んだ音を作りました。なのでエフェクターじゃないんです。
Congratulation! / NEWLY × TRIPPYHOUSING (STUDIO SESSION)
――ザ・ブラック・クロウズのようなサザンロックを思い出しました。
NEWLY 意図的にブルージーにしたかったんです。
yuya 臭いことをやりたかった(笑)。ブルージーではあるけど、コード進行とかは全然ブルースじゃない。
NEWLY 構成も全然違うし。なんか気持ちが込めやすい、臭い音楽をやろうっていうとこからテンポとコードが決まって、遅くてガツンといける感じの曲になりました。
――この曲もすごく好きでした。
NEWLY この曲は完全な一発録り。
yuya クリックも聞いてない。みんなでヘッドホンをつけて、Alexのカウントから「せーの」でそのまま演奏を始めた音源です。
NEWLY この曲を作ってる時の動画が、俺のインスタに上がってます。
https://www.instagram.com/p/DYHjMqVhW9k/
――これは良い動画ですね! NEWLY × TRIPPYHOUSINGは今後も続いていくんですか?
yuya うん。続いていきます。
NEWLY この前もライブの楽屋で「もう1回EP作ろうか」って話になったんですよね。やっぱみんなそれぞれやりたいことが変わってきていて。歌い上げるギターの曲とか、アコギをかき鳴らす曲とか。
――面白そうです。
NEWLY あと東京と石垣島でやったライブを録音しているので、ライブ盤を出したいっていうのもあります。めっちゃ良いのが録れたんですよ。あとうちらはリミックス盤。「300db」を打ち込みでセルフリミックスしようとか。
yuya そっちは逆にMIDI縛りで生素材なし、みたいな。
――NEWLYさんはこの家に引っ越してご自身で変化したと思うことはありますか?
NEWLY めっちゃ変化しましたね。前の家には5年間1人で暮らしていたんですけど、永遠に自分と喋っているような感じだったんです。今はスケッチの段階からみんなに聴いてもらって、「あ、こう聴こえるんだ」とかレスポンスをもらえる。自分の音楽を客観視できるようになりましたね。あと単純に明るい曲が増えた(笑)。自分でもびっくりしてます。
yuya NEWLYはもともとSkaaiがいた部屋で暮らしているんですけど、NEWLYはいつも作曲しているからずっと爆音のベースが聴こえてくる(笑)。そんぐらいで、あんま変わってないですね。Skaaiも週2くらいで遊びにくるし。とりあえず、そんな感じでまずはリミックス盤を出せるように頑張ろうと思います。
(イベント情報)
muside NEXT STAGE FUKUOKA supported by KENDRIX
日時:2026年11月7日(土)開場17:00、開演17:30
会場:Livehouse & club PEACE(福岡県福岡市中央区荒戸1-9-22)
入場無料(1ドリンク)
ゲストライブ:NEWLY × TRIPPYHOUSING
オーディション出演:Flat Well、Gonta、Hyo-Яi、Revelly、shio来場予約の方法は以下でご確認ください

NEWLY × TRIPPYHOUSING
ラッパーのSkaai、yonawoのギタリスト兼プロデューサーであるyuya saito、シンガーソングライターのAlex StevensからなるTRIPPYHOUSINGと、コンポーザーのNEWLYによる4人組ユニット。ジャズ、ヒップホップ、エレクトロニカ、フォーク、ソウルを横断しながら、4人それぞれのソングライティング・ルーツの感覚を融合させたサウンドによって、’OPEN CORE’ の音楽世界を構築する。
2026年3月に先行シングル『Sunshine in the pool』をリリースし、同年4月には1st EP「300db」を発売。
宮崎敬太
1977年生まれ、神奈川県出身。音楽ライター。オルタナティブなダンスミュージック、映画、マンガ、アニメ、ドラマ、動物が好き。WEB媒体での執筆活動の他、巻紗葉名義で「街のものがたり」(P-VINE BOOKS)を執筆、D.O自伝「悪党の詩」(彩図社)の構成なども担当。
Instagram:https://www.instagram.com/exo_keita/
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